いろいろなカベ(Transcending Boundaries)

個人を起点に考えざるを得ない現代。社会に生まれ落ち生きてかなきゃなんないのは中々つらい。いろんなカベの造りや超え方が分かれば、なんだか楽しくなりませんか?

交換可能性

日々のあれこれをマネージするために

おカネの魅力、事実認識、セルフイメージ 交換可能性・期待・信用 格差拡大の仕組みについて、もう少し詳しく見てみよう。 「今を生きる」「一人一人の唯一無二の人生に責任を持つ」 おカネの魅力、事実認識、セルフイメージ 世の中にはすでにジャンルという…

ソーシャルエンジニアリング

交換可能性の高いモノは貯め込まれやすい。生きていくために必要性が高いから。 しかし、人間の認識というのはそれほど信頼性が高いものではなく、交換可能性への期待というのも必ずしも正確に実現性を予測できているわけでもないし、何のためにそもそも交換…

おかしなもので

「生きてくのが先決」といいつつ、私たちって生きていくのに何が最低限必要なのかは分からないし、「分かっている」って言い張る人だって、必ずしもその積算に基づいて生きているわけではない。まあ百歩譲って、多少の余裕を見積もった上でやり繰りされてい…

格差問題

「恩寵を導く」社会分析が目標の本ブログですが、私が何とかしなきゃな、と感じるのものの一つが格差の問題です。 私たちは生まれ持ったものも違えば、育つ環境も違います。格差があるのはしょうがないことです。 ただ、あんまり酷いのはさすがになんとかし…

共感と交換

共感というのは、他者が感じているであろうことを、あたかも自分も感じているかのように、自他の感覚を重ね合わせようとすること。 交換というのは、交換の当事者間で「等価値である」と合意されたモノについて、その所有者(帰属先)が入れ替わること。サー…

分かるか分からないか2

アバウトさは意外と私たち人間の強みなのではないか?という話をしました。でも、現代の世の中は、どちらかというと厳密さを求めているようにも感じます。科学にしても、法律にしても、仕事上の手続きにしても。どれをとっても、現代社会を円滑に運営してい…